
晋州南江流灯祭りは、1592年文祿・慶長の役の晋州城戦闘で倭軍(日本軍)の南江渡河を阻止するための軍事戦術、かつ城外の家族に安否を伝えるための通信手段として「流灯」が使われたという説に由来している。韓国の地方総合芸術祭の起源である開天芸術祭行事の一環として開催されてきた「流灯大会」が2000年度より晋州南江流灯祭りとして特化された。2003年文化体育観光部から予備祭りに選定されたのを皮切りに、2004年育成祭り、2005年の優秀祭りを経て、2006年~2010年5年連続最優秀祭り、2011~2013年3年連続大韓民国の代表祭りへと成長した。2014年には大韓民国名誉代表祭りに選定、2015年からは大韓民国グロバール祭りとして選定されるなど、世界5大名品祭りへの進入が可視化されている。晋州南江流灯祭りはカナダのウィンタールード祭り、アメリカのLA在米韓国人祭り、カナダのナイアガラ光祭り、アメリカのボーダー祭り、中国の西安城壁灯祭りなど、韓国の祭り史上海外に初めて輸出されたグローバル祭りである。